モーレツである。

騒音からご指名されました。

モチスタグラムは、元を辿れば北陸が生んだクレイジーサイコパス荻野が考えたもので、あの日タグ付けされまくるあまり、もはや自分も吉野に行っているかのような気分を味わえました。
このまえ、新入生の練習会でやつが1回生としゃべるとき、「この人はいももち先輩とも呼ばれている」とか言ってやがったんですが、食堂のメニューもまだ把握してない新入生そんなん言われてもわからんから。そんでそれおれもスベっとるから。新入生に身内ネタはやめよう。


ところで最近、WOWOWで歴代の映画クレヨンしんちゃん一挙放送キャンペーンをやっていて、そればっか観てまして、なかでも『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は名作すぎました。久々に観たんですが、やばい、めちゃめちゃ泣けた。小さいころ観たときは話があまり理解できなかったんですが、大人になって観たら、未来を生きるということ、懐古主義の崩壊、そして家族と生きたいという普遍的な願い、という映画の主題が見えてきました。ひろしの回想シーン、クライマックスのタワーを駆け上るシーンは何度見ても泣けます。
「20世紀のにおい」で子供に戻ったオトナたち。そこでしんのすけはひろしの「足の臭い」をかがせて目を覚まさせる。足の匂い=積み上げてきた自分の人生。このロジックは、笑いを取りつつ大人にグッとくる非常に良いシーンでした。
そして、さらに未来へ向かうひろしの意志を決定づけるセリフ「俺の人生はつまらなくなんかない。家族をもつ幸せをあんたたちにも分けてあげたいくらいだ」
もうこのセリフのための映画ではないでしょうか?
そう思えるくらい、ひろしの家族を思う気持ちに心打たれました。
アルマゲドン』『デッドプール 2』『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』。世に泣ける映画は数あれど、こんなに泣ける映画はないでしょう。クレヨンしんちゃんは大人のドラマです。


とまぁ、長々とクレヨンしんちゃんの魅力について熱く語ってしまいましたが、なぜ映画に現実逃避してるのかと言えば、あれです。捻挫です。もう周知の事実ですが、約1ヶ月まえのバイト中、壮絶に足を捻りました。
あの日ぼくは風月で焼きそばを運んでいる最中、混雑していて慌てた後輩とぶつかりました。危うく溢れそうになったソース焼きそば4玉ぶん。これに反応したのは、今年からバイトリーダーのぼくの思考回路。商品を無駄にしてはいけない。脳が動けという前にもう身体は神経伝達を済ませ、ファーーー!と足を出したそのとき、焼きそばはボレましたが、ぼくの左足はボラれました。

しかも、春合宿ですごい調子良くて、これは絶対ベスト出るぞと意気込んでいたシーズン開幕戦の2日まえ。おかげでテンションだだ下がりでした。次の日は朝から病院に行き、ギプスをはめ、そして午後から会社説明会。スーツやのに片足クロックス。この日は、おそらく競技人生でいちばん病んでいた日かもしれません。このまま陸上も終わりかとも思いました。
そんなとき、いともやのエモすぎる日記を読みました。たしかにそれはエモさ全開でしたが、はよ戻ってこい、またバチコリしよーやと日記で言われたときは、一人で泣きそうになりました。この時点で関カレまであと2ヶ月。そしてもう少しだけがんばろうとも思いました。

最近はひたすら発達でバイクを漕ぐ日々です。野崎やにしうらが、これをやっておけば大丈夫と言っていたので、きっと大丈夫です。記録はどんどん向上していき、楽しくないですが楽しいです。チャリの登坂能力も伸びてきていて、六甲道から発達を12分と自己ベストも更新できました。

たぶん調子は悪くないと思います。あとは捻挫の具合しだい。関カレまであと16日。ぜったいに華咲かせてやります。


やはりこの時期の日記はエモくさくなりますね。以上、このごろ涙腺が激ユルもちでした。

つぎはラボ畜男、まえたく。