今年はサンタクロースになるのでしょうか。
クリスマスと言えばでお馴染みの、はたりょうです。
♪「きっと君は来ない。一人きりのクリスマスイブ。」♪
(山下達郎:「クリスマス・イブ」)
♪「きっと僕は行かない。一人きり同士のクリスマス会。」♪
(はたりょう:「クリスマス・ラブ」)
行ってたまるものか。ぼっち会なんて悲しいネーミングの会など、俺は行かないつもりである。
たぶん…(泣)
さて、太郎さんに当てられたので、僕のスマホの㊙︎めもを見返してみました。
するとどうも僕は大発見を記録していました。
メモ欄の題名には「脳内モンキードッグ症候群」と書かれています。
クリスマスに向けて奮闘している人には、もってこいの内容なのでここに載せておきます。ぜひ読んでみてください。
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私は面白い現象を発見した。その名も脳内モンキードッグ症候群である。
あなたが“愛”ある人間ならば、この現象を知っておいたほうが良いだろう。というのも、この症候群はあなたも発症する。
脳内モンキードッグ症候群。これは、意中の異性と話しかけられた場合に生じる人間特有のメカニズムである。
いわゆるドキドキ。ドキドキ。ときめいてやまないやつと似ている。
私には分かっている。意中の異性に話しかけられた時のドキドキは、正直言って不可避現象であることくらい。今から、脳内モンキードッグ症候群が起こる状況について、詳しく述べていく。先に言っておくが、これは大発見だ。
ある男性が、夢中になった女性に「ねーねー。」と話しかけれた時。
意中の人に「ねーねー。」と言われて、振り向かない人などいない。「ねーねー。」というわずか1秒間のフレーズで、三日は幸せな気分になるだろう。というのも、幸せホルモンであるエンドルフィンが脳内にドバドバーっと放出されるからだ。
しかも、ありえんほどのエンドルフィが一瞬にして脳内をびっちょびちょにしてしまう。
「ねーねー。」は魔力を秘めた爆弾だ。
面白いのはここからである。「ねーねー。」と話しかけられた男性の発言に注目してほしい。「どうしたんだい?」なんて、いかにも“ふつう”を装っているではないか。
「どうしたんだい?」という男性の頭の中を覗いてみると、脳内では俺v.s.俺が行われている。
「ニヤけてたまるか。俺。絶対にニヤけるなよ。おいおい。心臓バクバクするな。落ちつけ俺。鼻息荒くなるな。いい加減落ち着け俺。あああー。やばいやばい。俺よ、落ち着いてくれー。」
脳内では戦闘が繰り広げられているが、先ほども述べたように「どうしたんだい?」と、あたかもふつうを装っている。
いわば、彼らは天才的な俳優と化している。低く分厚い声で、「どうしたんだい?」と返答する様子はまるでイケボの声優。醸し出すおおらかな雰囲気は、雰囲気イケメン。俺は動じていない。俺はそんな「ねーねー。」では心動かされるような男じゃねえ。なんて様子を醸し出すようだ。
これが脳内モンキードッグ症候群である。「ねーねー。」と言われた人間は、あたかも“ふつう”を装うが、彼らの心は子犬化し、ワンワンお手お手ワォーンワォーン。脳は猿化し、くるくるパーだ。心躍る様子はウキウキ、なんてもんじゃない。勢いあまって、ウキッ、ウキッ、と喜びだす。まるで猿化されている。
この症候群にかかる人達は、どうやら12月ごろに爆発的に増加する。
気をつけたまえ。
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さあ、みんなも頑張りましょう。
クリスマスイブまであと16日!
【解説】
日頃から新しいことを見つけるのは、陸上においても大事だと思います。とりわけ、自分を見つめ直す機会はもっぱら必要に感じます。
例えば食事。
僕らの身体は食べたものでできていますので、食事には気を配るべきではないでしょうか。タンパク質は足りるのか、量は十分か、など、自分の身体を向き合う時間ってかなり大事に感じます。
練習面はもちろん、日常生活でも気づいたことをメモしたり、取り入れたりすると、新しい自分に出会えます。
今年ももうすぐ終わります。
今年最後までに自分のプラスになる“新しい発見”をして、取り入れてみると面白いと思います。
以上。
次は、岡山の鬼で。