なかやまきんに君。本名、中山翔二。吉本興業所属。「ザ・きんにくTV」YouTube登録者数111万人(2021年4月29日現在)。
気が滅入るようなニュースが日々流れる今の世界で、わずかな癒しをそのたくましい肉体と、洗練された芸に求める人も少なくないだろう。社会現象にもなりつつある彼の魅力はいったいどこにあるのか。その秘密を探っていきたい。
まず最初に、間違いなく言えること。それは、彼は何ら思考活動を行っていないということである。たとえ実力のある先輩に無茶な振りをされようとも、勢いのある同世代の芸人が間を嫌ってガツガツ前に出ようとも、彼には関係ない。そう、脳がすっからかんだからである。筋肉の赴くままに、本能に従って動く。その結果、疲れ果てた我々の心に刺さるのである。「あんな風に生きられたらなぁ」と。
もちろん、彼に技術がなく、パワーだけで芸能界を生き抜いているわけではない。不快感のない大声、キレと繊細さを持ち合わせた動き、強靭なメンタルは、すべて彼の筋肉が支えている。その微妙なメンテナンスを毎日怠らないのである。あまりに自然な彼の裸姿を見ると、もはや我々が服を着ていることが間違いなのではないだろうかとさえ思う。
そして何よりも、「楽しんでいること」が、彼に惹きつけられる理由だろう。純粋に、心から筋肉を愛し、芸を、人生を楽しんでいる。誰もが描く理想ではないだろうか。
彼に関する逸話は溢れるほどにある。筋肉留学でアメリカへ行ったものの、線が細くなって帰国した話や、カナダ人女性との交流の話など、ここでは書ききれない。また、東京のボディビル大会で2度の準優勝を果たすなど、筋肉への愛は止まない。留学の際には、現地の大学を好成績で卒業している。その英語力は確かなものであると思われ、アーノルド・シュワルツェネッガーを正しく発音できるレベルだという。留学に伴って開始した日記の更新は、2012年4月3日の「身体とは…」を最後に止まっているようだ、、、
少しでも興味を持ったなら、彼の多彩なキャラを観て楽しむのもいい。皆が幸せになることだろう。
次回またお話をする機会があれば、ジャルジャルという芸人について述べてみようかと思う。ホイジャーネ バイバーイ(・∀・)
関西インカレが延期になりましたが、チャンスだと捉えて頑張ります。なにか一つでも、継続して取り組むことを大切にしたいです。
次は敵対派閥であるwakatte.tv信者の平田くんです。